たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などの感想を中心にお送りする雑多ブログ。

甘城ブリリアントパーク 第10話「もう打つ手がない!」感想

原作既読。
(以下ネタバレ)

あらすじ

数々の施策の結果、入場者数は上々、客にもキャストにも笑顔の溢れる魅力あるテーマパークとなった甘城ブリリアントパーク。だが、それでも期限までに目標の入場者数には届かない可能性が高く、西也は渋い表情を崩せなかった。そんな時、ラティファが再び体調を崩し倒れてしまう。いすずの口からラティファの病弱の理由を聞かされた西也は――。

感想

厳しすぎる期限と目標入場者数さえなければ、西也によるパーク復活はまずまずの成功と言えたことでしょう。キャストの面々が自信と笑顔を取り戻せた事も考えれば、ラティファの言う通り「奇跡」と言っても過言ではない程。きっと今の彼らならばパークがつぶれたとしてもきっと再起できるはず。
しかし、現実は西也の思う以上に残酷でした。ラティファの病弱の理由――かつて魔法使いによって施された呪い――から、彼女はパークが無くなれば程なく命を落としてしまうという。更には、今の彼女が西也の記憶の中の10年前の彼女と姿が殆ど変らないのも呪いによるものだという。
かつての、彼女を笑顔にすることが出来なかったという苦い思い出、そして今、誰よりも辛いはずのラティファがそれでも自分には笑顔を向けてくれるというこれ以上なくうれしくて、同時に悲しい現実。しかも、彼女は呪いにより8月1日――期限の翌日――にはここ一年の記憶をすべて失ってしまうという。
ラティファを失うだけでなく、彼女との思い出も彼女の中から予め失われてしまうという、二重の意味での喪失。その事実に打ちのめされる西也でしたが、それでも彼は諦めない。そんな彼だからこそ、モッフルは反感を覚えつつも彼に信頼に近い思いを抱いているのでしょうね。
そして、最後まであきらめなかった西也の苔の一念が通じたのか、トリケンに依頼していた「ある秘策」がついに成功する時が――? なんだか次回で終わってもおかしくなさそうな雰囲気ですが、まだ話数残ってるんですよね。まだどんでん返しがありそうな。

しかしラティファ様の調理姿は実に可憐ですなぁ。原作では西也がラティファの割烹着姿に見惚れるシーンがありましたが、あれは確かに反則ですわー。嫁に欲しい。