たこわさ

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甘城ブリリアントパーク 第9話「チームワークが生まれない!」感想

原作既読。
(以下ネタバレ)

あらすじ

練習に勤しむエレメンタリオの四人娘だったが、チーム―ワークの欠片もなくステージのクオリティは全く上がっていなかった。一計を案じたラティファは、四人の親睦を深めようと自室でのすき焼きパーティにミュースらを誘うのだが、ラティファが席を外した間に彼女らは「決して押してはいけないスイッチ」を押してしまい――。

感想

原作者によるオリジナルエピソード。原作ではミュース以外あんまり出番のないエレメンタリオ四人娘ですが、こうして原作者自ら魂を吹き込む作業をやってもらうと原作へのフィードバックも期待され、今後の楽しみが増える気持ち。
「決して押してはいけないスイッチ」が何故あんなむき出しな状態だったのかとか、色々とツッコミどころはありますが、もちろん細かいところは笑い飛ばすのがお約束。
とはいえ、ラティファ自身も実際にはあのスイッチが何なのか知らなかった――あるいは知っていたかもしれないが忘れていた――という事実は、ラティファが西也にひた隠しにしている「秘密」と密接に関係あるようで。全部が全部ギャグという訳ではないところもある意味お約束。
まあ、これでラティファが全部知っていて事を仕組んだ、とかだったら一気に腹黒キャラに大変身してしまう訳ですが(笑)。一部の趣味の人にはそれもあり、か(ぉ
私的には四人娘が絆を結ぶたびに目を輝かせる姫様の純真さを信じたい所。
しかし、今回要塞モード・メイプル城の第一の餌食になっていた警備員のオークロさんですが……一応、彼は普通の人間のはず、なのになぜあの砲撃で無事なのだ!?w やっぱりフルメタルでパニックでアナザーな作家は不死身という事なのか? 富士見ファンタジア文庫なだけに(?)。