たこわさ

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月刊少女野崎くん 最終号「この気持ちが恋じゃないなら、きっと世界に恋はない。」感想

原作既読。
(以下ネタバレ)
千代が冷蔵庫の奥で見つけたのは、バレンタインデーに野崎へ渡せなかったチョコレートだった。あの頃よりずっと野崎の近くに居るけれども、まだ自分の想いをきちんと伝えられていないと、野崎への恋心に再び揺れる千代だったがーー。

チョコレートが始まりだけに、甘々な最終回でした。
最後まで千代の気持ちが野崎にちゃんと伝わる事はありませんでしたが、野崎の朴念仁振りを思えば、むしろこの位のペースの方がいいのかもしれません。何とも侘しい肩透かしを食らった千代ちゃんの泣き出しそうな表情は見ていて辛いものがありましたが、ぐっと堪えるその姿にますます千代ちゃんへの愛が深まりましたわ(笑)。
まあ、入学式の日の千代の髪型が、野崎の漫画のとあるキャラクターにそっくりな点を鑑みれば、野崎が無意識的に千代の事を「そういうポジション」においているのだな、と思える節もあるので、全く脈が無い訳でもないでしょうし。頑張れ、千代ちゃん!

あ、ちなみに。アニメではかなり美化されていますが、原作だと二人の出会いのシーンはもっと(ry

結月・若松カップルや堀・鹿島カップルも何気に自覚の無いバカップル振りを披露してくれていたので、冒頭に書いた通り実に甘い雰囲気で終わった印象。あ、みこりんは皆の嫁だから相方が居ないのは仕様な?(ぉ
こっそり新キャラクターも顔見せしていた事ですし、原作が落ち着いた頃にアニメ第二期をぜひともやってほしいなぁ、と。水着回もまだだしね!w*1

*1:ちなみに、あの新キャラクターは元々みこりんの相方候補に女子として考えていたのが、諸々の事情で男子に変わってしまったのだとか。作者曰く「貴重な美少女キャラになっていたかも」だそうで、何故そのままにしなかった!(血涙