たこわさ

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Fate/Kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ! 第9話「独りの戦い」感想

前期視聴済み。原作は単行本で既読。アニメ版の感想とスピンオフ元ゲーム設定の解説のみとし、原作漫画のネタバレはしません。
(以下ネタバレ)
クラスカードを狙って襲撃してきたバゼット。ルヴィア達を一蹴した彼女は、闖入してきたイリヤとクロに次の狙いを定める。クラスカードを守ろうと防戦に出る二人だったが、あまりに圧倒的なバゼットの強さに前に敗北してしまい――。

魔力の大半を失っているイリヤはともかくとして、サーバントの力を備えたクロをいとも簡単に一蹴してしまう事からバゼットの恐ろしさがうかがい知れます。べ、別にルヴィアと凛が弱かったん訳じゃないんだからね!?(何故かツンデレ
ただ、クロの身に宿っているアーチャーのカードを回収したのがそもそもバゼットだったという事で、手の内がばれているという意味でクロとは相性が悪かった面もあったのでしょうが。
その証拠に、ライダーの力を宿した美遊はバゼット相手に互角以上の戦いを繰り広げていましたので、もしバゼットがアーチャーの能力を知らなければ、クロはもう少し善戦出来ていたのかもしれません。
さて、怒りのパワーも相まって、時にバゼットを凌駕するほどの強さを見せた美遊ですが、ルビーやサファイヤが「決して使ってはならない」と警告した切り札――ライダーの宝具を使ってしまいました。その時を待っていたとは言わんばかりにバゼットが取り出したものは――原作Fateシリーズファンなら思わずニヤリとしてしまうと同時に美遊の安否が気になるところで引いてしまいましたが、どうなることやら。

ところで、いつもいがみ合っている凛とルヴィアですが、重傷のルヴィアの身を案じる凛の姿を見ると、やはりルヴィアの方が一方的に突っかかっている事が二人の仲違いの原因のように感じられますね。凛自身は他人の身を案じられる優しい人格の様子。ルヴィアも、自分が重傷を負っているにも拘らずイリヤ達の身を案じているところをみるに、本来的には優しいお姉さんなんでしょう。似た者同士だからこそ反発しあうんでしょうかね。