たこわさ

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Fate/Kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ! 第8話「彼女の名は」感想

前期視聴済み。原作は単行本で既読。アニメ版の感想とスピンオフ元ゲーム設定の解説のみとし、原作漫画のネタバレはしません。
(以下ネタバレ)
イリヤとクロはアイリスフィールが見守る中、穏やかな日常を過ごしていた。しかし、その裏で彼女らを取り巻く状況は激変しようとしていた。凛達と鎮めたはずの地脈の乱れは不穏な気配を見せ、またルヴィアの屋敷には魔術協会きっての武闘派、バゼット・フラガ・マクレミッツが現れクラスカードを要求。拒絶し撃退を図るルヴィアだったが、バゼットの常人離れした戦闘能力に次第に追い詰められ――。

イリヤとクロを見守るアイリスフィールの言葉から、やはり以前クロに詰問された時に無言を貫いたのは、イリヤとクロが自分達の判断で自らの望みを見出してほしかったから、という事が伺えますね。そもそも、イリヤの本来の魔術は「願望をある程度現実にする」類のものですから、自発的な「願い」が何よりクロの存在を確かなものにするのでしょう。

さて、ようやく平穏が訪れたかに見えたイリヤとクロの平穏な日常ですが、そこに忍び寄る暗い影が。魔術教会の「封印指定執行者」バゼット・フラガ・マクレミッツ。クラスカードを奪う為にやってきた彼女ですが、凛達に一任されているはずのクラスカード調査に何故魔術協会の人間が横やりを入れるのか? ルヴィアには何か心当たりがあるようですが……。
しかし、恐るべきはバゼットの戦闘能力。ルヴィアと執事の二人がかりでも容易に圧倒し、策士である凛に奇襲のタイミングを計らせない隙のなさ。屋敷を全壊させる程の魔術にも耐える謎のタフさ。こんな怪物相手にイリヤ達はまともに戦えるのか……?

それにしても、ゲームやスピンオフ作品では出番の多いバゼットさんですが、初出である「Fate/hollow ataraxia」は今秋にようやく一般向けPS Vita用ソフトとして発売なんですよね……。ながらく18禁版だけだったので、これでようやく普通に遊べるようになります。