たこわさ

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月刊少女野崎くん 第五号「恋を「思い」「描く」男子。」感想

原作未読。
(以下ネタバレ)
担当編集が部屋を訪れるという連絡を受けた野崎は、片づけたばかりの部屋を「とても人が通せる状態じゃない」と更に片づけ始める。野崎がそれほどに気を使い尊敬の念さえ抱いているという担当編集に千代は興味を持つが、やってきたのは冴えない太り気味の男性で――。

見た目はアレだし野崎への受け答えはそっけないものの、千代が感じた印象とは裏腹に、編集としてはなかなかに有能な宮前さんが登場。いや、前野がひどすぎて相対的に有能に感じただけかもしれないけれども。

もう一人の新キャラクター、都さんは実にぽわぽわした印象ですが、前野の無茶振りの中でもちゃんと連載できている事を考えると実はかなり優秀なのかも。というか、編集長辺りがとっとと前野を首にするべきだと思います!w

後半は久々に野崎の変人ぶりが炸裂しましたが、千代がお弁当を絶賛してくれた時に野崎の胸に去来した感情は多分「恋」――だけどあの時はキャラクターになりきっていただろうから野崎自身の気持ちとしては処理されないのだろうな、と。少しは千代ちゃんが報われてほしい気持ちはあるものの、下手にラブコメ成分増やすとこの作品瓦解しそうだし。野崎がデレるにしても、更にギャグっぽいシチュエーションの中でなんじゃなかろうか。