たこわさ

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東京喰種トーキョーグール 第1話「悲劇」感想

原作未読。
(以下、ネタバレ)
人を喰らう「喰種」が跳梁跋扈する大都会・東京。普通の大学生・金木は行きつけの喫茶店で出会った女性・利世に一目ぼれしデートにこぎつけるが、彼女は金木を喰らう為に近づいてきた喰種だった。襲われ致命傷を負った金木だったが、偶然の事故により利世は死亡し、一命をとりとめる。しかし、医師の独断により利世の臓器を移植された金木の体には、段々と喰種の特徴が表れてしまう。曰く、普通の刃物では一切傷が付けられない。曰く、人間の食べ物は不味すぎて口にできず、唯一口にできる食事は人間だけ――。

今期随一のグロ枠になりそうです。人間を喰らう事でしか生きられなくなってしまった普通の青年、という設定自体は古い吸血鬼モノにありがちな設定ながらも、本作のそれは直接肉を喰らうというおおよそ考えられる中で最も残酷な食人行為であり……。
しかも、人間と喰種の狭間で葛藤する時間もろくに与えられず、強制的に「食人」させられてしまった事で、否応なく自分が人間以外の存在になってしまったのだと思い知らされるハードな展開。これからも金木は葛藤し続けるのでしょうが、一線を越えてしまった事で彼の苦悩がますます激しくなることは明白で。
救いのない設定ですが、これから胸のすくような展開は起こりうるんでしょうか? なんか、早々に親友が喰種の餌食になってしまう展開が思い浮かんでしまうのですが。