ピンポン THE ANIMATION 第8話「ヒーロー見参」感想

原作未読。映画版視聴済み。
（以下ネタバ）
インターハイ予選の日がやってきた。小泉の計らいにより選手登録を受けていたペコも、再起をかけ会場にやってきていた。しかし、二回戦の相手はかつて惨敗を喫したチャイナで――。

オババが「才能だけなら風間をはるかに超える」と称賛するペコのポテンシャルは、この一年近くの特訓で引き出され、かつて手も足も出なかったチャイナをストレートで下すまでに。チャイナもこの一年間、指導者兼選手として研鑽を重ねてきたはずですが、それをはるかに上回ったペコの才能は、スマイルをも凌駕するのではないか？ スマイルが呟いた「おかえり、ヒーロー」という言葉がそれを証明しているようにも思え。

チャイナのコーチという、一流の指導者をも欺く程に強くなったペコですが、その心に慢心や驕りは見られず、近いうちに対決する事になる風間ことドラゴンとの勝負の行方も、これで分からなくなってきました。

別人のように闘志をむき出しにして試合に臨むスマイルの姿は、ペコという自分にとって唯一無二のヒーローが戻ってきた事への喜び故か、それとも……？

ピンポン (1) (Big spirits comics special)