たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

ノブナガ・ザ・フール 第3話「戦車」感想

(以下ネタバレ)
西の星での天下統一がなろうとしている今、積極的に西の星の知識を取り入れるべし、とのノブナガの意見を主君ノブヒデに代弁するミツヒデだったが、予想通り保守的な家臣達の横槍もあり、聞き届けてもらえない。そんな時、隣国の猛将シンゲンがノブナガの器を見極めようと大イクサヨロイを駆り攻め込んでくる――。
オダ家の兵達が戦場におけるノブナガの能力を元々認めていた、という事実と前回ノブナガがノブヒデに砦の陥落を報告したのに疑いのまなざしで見られた事を付き合わせると、兵たちと重臣たちとの間でノブナガに対する温度差があることが伺えますね。しかも、弟のノブカツは兄の能力を認め慕ってもいるようなので、父と古い重臣達だけが時代に取り残された存在、という図式が明確に伝わってくるよう。
逆に古代の象徴のような名前を受け継ぐヤマタイ国の女王ヒミコがノブナガに夢中で押しかけ嫁にまでなってしまう、というが何とも皮肉のきいた設定なのかも。