たこわさ

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蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- 第11話「姉妹」感想

(以下ネタバレ)
撃沈という最大の危機を、タカオとの融合により乗り越えたイ401。再び北米大陸へと針路を向けるが、イ400とイ402による追尾は続いていた。群像は後顧の憂いを払う為に二隻を撃破しようと動き出すが――。

タカオさんが生存していて良かった。本当に良かった。
前回「融合」という表現が使われていたからてっきりコアまで放棄してしまったのかと思っていましたが、恋する乙女は不死身でしたかw
平面ホログラフィーで登場した彼女の姿に、CGによるバトルシーン描画の先駆けである「ゼーガペイン」を思い出してしまいましたが、あちらのAIと違ってタカオは完璧に一つの人格として確立している感じですね。
さて、前回のリベンジとばかりに400・402との再戦となりました。コンゴウをも拘束できるアドミラリティ・コードの忠実なる僕である彼女らとの戦いは、ある意味最終決戦的なノリになるのかと思いきや、メインはどちらかというと姉妹であるイオナとの問答だった感じですね。しかも、彼女らにも感情に似た何かが芽生え始めている事が描写され、群像達の勝利に終わったもののどこか苦い結末になってしまいました。
さて、イオナ・タカオ・ヒュウガ・ハルナ・ヨタロ……キリシマという5人のメンタルモデルの存在によってソフトウェア(というか演算能力)で勝るばかりか、イ401とタカオの融合(と恐らくヒュウガ由来である自律型のアクティブデコイ)というハード面での強化も相まって、既にイ401は違う次元の強さを手に入れてしまっているようですが、そんな彼女らの前に現れた次なる敵は、北米方面の「霧」の大艦隊。おまけに背後からはなんだかもう戦艦ですらないよね状態にパワーアップしてしまったコンゴウさんまでやってきて……。
流石に超重力砲で薙ぎ払って終わり、という展開にはならないでしょうから、次回はド派手なバトルが展開されそうです。