たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などの感想を中心にお送りする雑多ブログ。

サムライフラメンコ 第10話「決戦!敵の基地」感想

(以下ネタバレ)
サムライフラメンコ対キング・トーチャ最終決戦。
前回までの口ぶりから、キング・トーチャ達が「悪の秘密組織」に憧れた人間の成れの果て、という事は示唆されていましたが……これまたガチで正義と同じ位のヒーローオタクだったようで。
同じ物に夢中になり、違う物に憧れた彼らの道を分けたのは、正義が語った「本当の正義、本当に強い人達」の存在を認めているかいないか、なのかもしれませんね。正義は一見独りよがりな正義の味方に見えますが、その実、「他人」という存在をきちんと尊重し、あくまでも平和ななんでもない日常を精一杯守っている人がいるからこそ、正義の味方は馬鹿になれるのだ、という事を理解しているんですよね。つまりは自分本位であったキング・トーチャ達と他人本位であった正義との差が勝敗を分けた、と。もっと言えば体内にあったあからさまに怪しい謎の石の存在もあるんでしょうがw
正義が大見得をきってくれたのも痛快でしたが、毎度大活躍の後藤が今回も日本の平和を守ってくれたところがこれまた痛快。案外、正義にとって「最高の正義の味方」は後藤なのかもしれませんね。
一方で、まりの扱いが酷すぎる……。自業自得とはいえ薄っぺらい自分自身を白日の下に晒されて、舎弟だと思っていた萌に人間的に完全に敗北し……。ボロボロの姿でステージに上がりボロボロの歌を披露する彼女の心中はいかばかりのものでしょうか? 彼女の姿を見守る瑞希と涙を流す萌の姿が何とも物悲しい。
しかし、萌への拷問とかキング・トーチャの腕切断とか、エグい描写が大目でしたね。ギリギリ笑える精神的な痛さが楽しかった本作ですから、出来ればこういう肉体的に痛い描写は避けて欲しかったな、という本音も。