たこわさ

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革命機ヴァルヴレイヴ #21「嘘の代償」感想

(以下ネタバレ)
これはまた、酷い展開。色々な意味で。
あからさまにARUS側もジオールを嵌める気満々・殺る気満々でしたが、それにしてもコロっと騙されて今まで自分達を命がけで守ってきてくれたハルト達を化け物扱いした上に売ろうとするって……。ショーコも土壇場で未熟さを露呈したな、と。
もちろん、重要な情報を仲間に黙っていたハルト達にも問題はあるわけですが。特に拿捕したファントムをそのままにしておいたのは失策以外の何ものでもなく……。自分達が何と戦っているのかを自覚させるためにも、せめてファントムとマギウスの存在は開示するべきでしたね。
まあ、それでもARUS大統領がマギウスと繋がってるなんてハルト達には思いもよらない事でしょうから、この惨事は防げなかったかもしれませんが。
しかし、ここまで追い込まれてしまうと逆転の目はもう無いようにも思えてしまいます……。一応、ハルトとエルエルフがモジュールに残ったこと、イクスアインがハーノインの残したメッセージに気付いたっぽいこと、アードライがサキからエルエルフに関する何かを聞きだそうとしていること、など色々と伏線が残ってはいますが。ああ、あと今回プロパガンダに見事に利用されてしまったマスコミのおっさんも、学園の惨状――不死身でもなんでもない少年少女達が無残に虐殺されたという事実――に気付く可能性、というのも残されていますかね。
どちらにしろ、もう地球派遣組と居残り組の間の信頼関係も壊れてしまいましたし、ジオールは最早空中分解を待つだけ、か。
キューマの死が無駄だとは思いたくないですが。