たこわさ

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マギ The kingdom of magic 第7夜「練紅覇登場」感想

原作既読。第一期視聴済み。
(以下ネタバレ)
いよいよ三人がそれぞれの道へと旅立とうという前夜、白龍がいなくなってしまった隙間を埋めるかのようにアリババとアラジンは必要以上にはしゃいでいるがモルジアナは浮かない顔で……。
アリババ君のモルさんへの仕打ちの数々が色々な意味で酷いと思い、モルさんが女の子達にいい顔しているアリババの姿を見て、思わず白龍の自分への告白を思い出してしまったのもやむなし、と思ったり。もっとも、最後に彼女らしいストッピング――彼女にとって最上級の不満の表明――をしていたところを見るに、白龍に気持ちが傾いたというよりは単純にアリババに自分を見て欲しい、って事なんでしょうが。
そして、だらしない姿を散々に見せた後ではありますが、アリババ君決めるときは決めます! 去り際にさもなんでもない事かのように(見るからに高そうな)ネックレスをプレゼントって、何この天然イケメン。そのさり気なさは罪でしょう。しかも色々タイトだったであろうスケジュールの中でもあんな高価そうな品物を仕入れたってのは中々の労力を必要とした事でしょうに、そんなそぶりも見せずにさり気なく渡すなんて……。
――これでシンドリアの宝物庫から適当に選んできた品物だった、なんてオチだったらアリババ株大暴落だけどw
さて、一方アリババ達と別れたアラジンは旅の途中で煌帝国の皇子・練紅覇と邂逅。最初は「小汚い小僧」扱いされていましたが、旅を共にするうちに仲良くなっていった様がダイジェストで描かれ、別れ際にはしっかりと名前を覚えられている所からも、紅覇にとってアラジンはただの旅の道連れ以上には親しい存在になったようで。何気にアラジン君、交友の幅を広げつつありますね。
そしてそのアラジンがいよいよ暗雲漂うマグノシュタットへ。ヤムライハによってマギとしての能力――外部のルフの力を借りるそれ――を封じられ、普通の魔導士としての力しか持たない彼が、マグノシュタットの秘密に無事迫る事が出来るのか……。