たこわさ

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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語 感想その4

先日遂に3回目を観に行ってしまったので、改めて気付いた事・再認識した事を箇条書きで。
(以下ネタバレ)

  • OPで他の四人がくるくると楽しそうに踊っているのにほむらだけ白黒で呆然とひざを突いているシーンは、今までのほむらではなくエンディング後のほむらを暗示していたんだな、と改めて思った。
  • 「これからはずっと一緒だよ」というまどか=円環の理を拒否した事からも、やっぱりほむらの目的はまどかと一緒にいる事ではなくて「まどかがまどかのままでいること」だったんだぁ、と。
    • まどかと永遠に一緒にいる事よりも、たとえ自分と敵同士になってもまどかがまどかでいる事の方が大事だったんだからもうそれを考えるだけで(´;ω;`)ウッ…
  • ほむらによって改変された後の世界で、杏子が林檎を放り投げるシーン、マミが何かに気付いて振り返るけど誰もいないシーンは、やっぱりほむらが二人の事を見守っている、って事なんだろうな、と。
    • しかし、杏子が放り投げた林檎をほむらは首を振って受け取らず、林檎は小川を流れていってしまった。林檎を投げた杏子も「何だか違和感がある」という表情をするけれどもその正体に気付けない。これってやっぱり杏子は色んな世界でほむらを手助けしてくれたし、ほむらもある意味杏子を頼っていた、けれども今はもう自分はその手をとる事はない、何故なら自分は悪魔――この世の呪い・穢れと戦う魔法少女の敵だから、という意味なんでしょうね。
    • 直接描かれはしなかったものの、以前の世界で杏子が死んでしまった時に、ほむらは彼女の死の痛手を噛み締めるように「杏子……」と呟いている事から、繰り返した世界の中でほむらは杏子に何度も助けられていて下の名前で呼ぶ位の親しみの感情も持っていたと推測される。なので、この新編でほむらの杏子に対する二人称が「佐倉杏子」or「佐倉さん」で統一されている事の意味は非常に大きい。
  • 改変後の世界でさやか、マミ、杏子はソウルジェムを持っていたけれども、まどかとなぎさは持っていなかった。まどかには普通の少女でいて欲しかったろうからそちらは分かるんだけどなぎさについてはよく分からない。彼女の魔法少女としての姿を知らなかったからか?
  • ラストでキュウべぇがロロ雑巾もといボロ雑巾にされていたのは、何らかのアクションを起こそうとしたけれどもそれを察知されてほむらに処分された、という事か(ピクピクしてたけど)。キュウべぇの虚ろな瞳の中へズームインしていってendとかfinとか表示されたのも中々意味深かも。

ちなみに、Twitterとかで流しましたがフィルムは杏子でした。