たこわさ

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マギ The kingdom of magic 第2夜「旅立ち」感想

原作既読。第一期視聴済み。
(以下ネタバレ)
サブタイトル詐欺だな、と思いましたがドゥニヤがルフの大いなる流れに旅立ってしまったのであながち間違いでもないのか……。
全体的に丁寧な構成で、シンドバッドと紅玉の戦闘シーンもよく動いていて不満点は無し。あえてケチをつけるならば「何故、第一期の時にこのクオリティに出来なかった……」といったところか。
モルジアナと白龍、アリババと紅玉がそれぞれ交流を深めましたが、後者がシンパシーから互いを認め合い同等の関係――友達となったのに対し、モルジアナと白龍は白龍が一方的に同情を抱いているだけなんですよね……。モルさんは白龍の無遠慮な「きっと家族も生きていますよ!」発言を怒る事も出来たのに、自分への気遣いに対する感謝の言葉を述べた。それはひとえにモルさんが白龍よりも「大人」だったから、という事になるんでしょうが、当の白龍は自分の失言に気付かずモルさんの笑顔にみとれるばかり……。駄目だ、こいつ。
白龍は多分モルさんなら自分を理解してくれるとかそういった手前勝手な感情を抱いてしまったんじゃなかろうか。全く持って危うい坊やですわ……。
それとは対照的に、アリババと紅玉の関係性の実に爽やかな事。でも、何かのはずみで恋愛関係にコロっと変化してしまいそうな類のものなので、モルジアナ×アリババ派の私としては少々危惧するところでもあるのですが(笑)。
ああでも、アリババ×紅玉ならこのままバスケアニメに(なりません