たこわさ

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宇宙戦艦ヤマト2199 第26話「青い星の記憶」感想

(以下ネタバレ)
デスラー最後の猛攻をしのぎ、地球への帰路を急ぐヤマト。地球との通信が可能となり船内はにわかに明るい雰囲気に包まれる。一方、負傷した雪の容態は深刻であり、予断を許さない状態が続いていた――。
コスモリバースシステムの核が、死んだ古代守の意識だという設定は実に見事。その彼が弟の為にシステムの力を使って森雪を蘇生させるというのは少々私を優先させすぎじゃないか、と感じてしまいましたが、どうやら艦長の死期を悟っていてどちらにしろ彼にコアとしての役割を譲るようだった、とも受け取れる台詞があったので、深くツッコまないほうが賢明かな、と思い。
ただ、他にも大量の戦死者が出ている中で雪だけ特別扱いというのはやはりちょっと頂けなかったなぁ、と。それとも、他の面々はショックガンかなんかで気絶しただけだったんでしょうか(笑)。
加藤と真琴の結婚式は地球到着を目前にして希望と同じ位不安も高まっている時期だったろうから、雪の事が無くても古代は提案していたんじゃないかな、と邪推。それにしても、真琴は孕んでいる事が明示されてましたが、色々逆算するとこいつらモロ戦時に仕込(以下自粛
さて、古代の命令違反芸とデスラー総督自爆芸など、噴飯物の場面も少なからずありましたが、全体としては脚本も設定も戦闘描写もドラマも、いずれも十分に及第点だったのではないかと思います。特に、旧作の矛盾点をなんとか理由付けしようと頑張ったと思しき設定の数々には脱帽。新作劇場版が楽しみな程度には、楽しむ事が出来ました。