たこわさ

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ダンガンロンパ THE ANIMATION 第13話「さよなら絶望学園」感想

原作ゲーム未プレイ。一切原作ネタバレ無しで観てるので、その手のコメントはご容赦を。
(以下ネタバレ)
江ノ島の百面相と豊口めぐみ嬢の怪演の見事さにまずは拍手。
矢継ぎ早に「真実」が明かされ、一同が絶望に染まる中、苗木だけが希望を捨てずに仲間達を鼓舞する展開は実に絶妙。仲間達は、苗木を疑い裏切った事に負い目を感じていた訳で、そんな彼からの絶対的な「信頼」の言霊が心に響かないはずはない。特に霧切と十神は他の面々よりも強く苗木への後ろめたさを抱えていたでしょうから、救われた心地だったのではないかな、と。
江ノ島の語る「人類史上最大最悪の絶望的事件」はブラフではなく実際に起こった出来事のようですが、わざわざ殺し合い学園生活を全世界に中継していたという事は、外の世界にはまだ希望を捨てずにいる人々がいる、という証明でもあるでしょうから、開かれた扉の向こうには絶望ではなくやはり希望が待っているのではないかと思います。それでも、やはりエピローグに相当する部分は欲しかったな、とも思いますが。
最後にモノクマが再登場したり原作ゲーム続編のキャラクターと思しき姿が見えたり、二期も十分にありえそうですね。とりあえず私は10月に出るPSVita版のゲームを購入決定しました。