たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などの感想を中心にお送りする雑多ブログ。

Free! 12Fr「遥かなるフリー!」感想

(以下ネタバレ)
それなりに楽しんできた本作品、肝心の最終回は酷い茶番でした。
これまでもDQN部活振りを発揮してくれた岩鳶高校水泳部ですが、遂に公式試合における最終兵器「替え玉」まで披露してくれるとは……。アホかと馬鹿かと。何、いい話に落ち着けてるんだと。
これが事前に運営側に申し出て(もちろん公式の結果にならないこと前提で)、土下座までして頼んでいたとかそういう話なら美談にもなるんでしょうが、部活という学校の援助を受けている団体で、公式試合という社会性を持った大会で、他の本気で真面目に取り組んでいる学校を尻目にあんなフリーダムな事をやらかすって、「盗んだバイクで走り出して夜の校舎窓ガラス壊して回る」に匹敵するヤンチャですよ、ホント。*1
今回失格なだけじゃなくて今後一年間の公式試合への出場停止とか食らってもおかしくない事をやらかしているのに、「役員の人にしこたま怒られた」で済ませているのもう噴飯物という他なく。当然、凛だって部長の一存で部活に残れるはずもなく顧問や学校側から厳しい処罰があって然るべきなのに。ここまでリアリティ欠如してていいんかいな、と。
もちろん、遙達や凛が処罰されれば良かった、という訳ではなく、常識的に考えれば処罰の対象になるような行動を彼らにとらせてしまった脚本の不出来さが不満な訳なんですがね。
そもそもが凛の独りよがりと自己満足の上に立ってしまっているのが一番の問題だったわけですが……。
作画やキャラクターは良かったので、もう少しストーリー全般に真面目さが漂っていれば名作になったと思うんですが、やはりアニメというのは各要素の匙加減一つで駄作にも名作にも化けてしまうのだな、という事を痛感。
いくら売り上げが良くてもね、こんな作品は愛せません。

*1:ちなみに鍵括弧内の元ネタは誤解されがちですがそれら不良行為を賛美する詩ではありません。