たこわさ

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神のみぞ知るセカイ 女神編 FLAG 8.0「めがみみっくす」感想

原作既読。アニメ第一期・第二期・OVA視聴済み。
(以下ネタバレ)
女神探索も残るはあと一人、という段になってかのんの中のアポロを目覚めさせようとディアナは他の女神達を召集する。かのんとディアナの精神世界で、桂馬は彼女達に会う事が出来たものの、目覚めさせる事は出来なかった。一方、歩美とちひろ、どちらに女神がいるか思い悩む桂馬は好感度を量るために、「前夜祭でちひろとキスする」と歩美に告げ反応を見るのだが――。
女神達に宿主の安全を第一に考えるように諭す桂馬は今までで一番イケメンさんだと思うのですが、一方で歩美の健気さに欠片も気付かない所は、片手落ちというか、「落とし神を止めて鬼になった」弊害なのか……。いつもの余裕ある桂馬ならば歩美の態度の急変をもっと重要視しただろうに。
もちろん、ちひろが思った以上に積極的だった、という事も桂馬の判断を大きく左右したでしょうから、一概に桂馬のミス、と言えないこともないのでしょうが。それでもやはり、歩美もちひろに負けない位桂馬を気にしていることを見落としたのが後々桂馬を苦しめる結果にならなければいいのですが。
一方、地獄に一時帰還していたハクアはヴィンテージについての探りを入れた結果が藪蛇となり、公安に拘束されてしまうことに。ヴィンテージらしき人物がハクアの行動記録を探れば、自然と桂馬に行き着くことになるわけで、事態は桂馬の認識よりもずっと悪い方向に向かいつつあるのかも。