たこわさ

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神のみぞ知るセカイ 女神編 FLAG 4.0「Doll Roll Hall」感想

原作既読。アニメ第一期・第二期・OVA視聴済み。
(以下ネタバレ)
栞の再攻略が続くのかと思いきや、月夜の中の女神ウルカヌスが桂馬のプレイボーイ振りに憤慨し襲い掛かってくるという展開に――。
今期はいままでと違って終始テンポがよく、実に緊張感を持って観られますね。従来のような短編ではなく、長編で話が進むことも展開の面白さを演出する要素の一つかもしれません。その分、桂馬のプレイボーイ振りが目立ってしまいますが(笑)。
前期までの違いといえば、桂馬の発言も、ただ攻略上必要だからという理由だけではなく、本心がにじみ出たような物が多いのも特徴でしょうか。今回月夜に向けた「お前を守れない!」という言葉は半分以上本音だったのではないかな、と。かのんの命の危機を目の当たりにして今までに無いくらい冷静な振る舞いをしてみせたのと同じく、本当の意味で月夜の身の上を案じたからこその言葉であったと思います。
翼が出ない事に悩んで自分に迫ってきたディアナにかけた優しい言葉も、同じ根っこを持っているのではないでしょうかね? 反面、ディアナやハクアが自分に抱いている感情の正体に全く気が付かないのですから、本当に罪深い男ですよw*1
一期・二期・OVAをまとめたBOXが発売予定のようで……物凄く欲しいんですが、二期と女神編の間のエピソードがバッサリカットされている現実は変わらないわけで、思案中。

*1:ラストで天理に戻っているにも関わらず翼が生えていた事から、天理だけの愛では発現しなかった翼が、ディアナの桂馬への想いもプラスされる事で発現した、と解釈。