たこわさ

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宇宙戦艦ヤマト2199 第14話「魔女はささやく」感想

実は原作アニメはうろ覚えだったり。
(以下ネタバレ)
第9話「時計仕掛けの虜囚」もそうでしたが、情緒的なエピソードを合間合間で入れてくれると話に緩急が出て良い感じですね。
敵の精神攻撃(?)という、この手のSFではやっぱりお約束なお話でしたが、映画風だったり影絵風だったり、色々と凝った演出をしてくれたお陰で中だるみせずに観られました。
欲を言えば、古代と雪以外の面々の内的世界も見てみたかったところですが、そうなると尺が足りなくなりますし、古代と雪が心通じ合わせる布石となっているのでしょうから、自然な流れとも思え。
さて、今回は色々と気になる伏線が張られましたね。何者かに精神を乗っ取られているらしい岬。雪の失われた記憶の断片。「ゲートを作った種族」とその末裔の存在。
特に、雪の記憶の中に登場した雪そっくりの人物はやっぱり「彼女」なんでしょうね。岬に取り付いた何者かの言動から見ても、地球にやってきた「彼女」の世話をしていたのが雪だった、と言ったところか。そして「彼女」は「ゲートを作った種族」の末裔と顔見知りだったようですから、つまりは……。