たこわさ

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宇宙戦艦ヤマト2199 第13話「異次元の狼」感想

実は原作アニメはうろ覚えだったり。
(以下ネタバレ)
亜空間に潜む「見えざる敵艦」からの攻撃にじっと身を潜める事しか出来ないヤマト。ピンチを打開すべく真田が案を切り出したその時、沖田艦長の体に異変が――。
真田さんのツンデレ、そして古代と愉快な仲間達の命令無視はもはや日常茶飯事になりつつあるヤマトのいつもの光景でした(ぉ
真田と新見は古代の兄と極親しい間柄だったようですが、古代はその事を知らないっぽいですね。真田とは親友とかその辺りなんでしょうが、新見さんとは一体どんな間柄だったのやら。いつもはクールな振りをしている新見が微笑みながら「あの人」と語っているってのは中々意味深長。
さて、今回は真田が艦長の代理を務めたわけですが、彼の采配は良くも悪くも教科書通りだし、犠牲というリスクを避けるあまり逆に戦死者*1を出してしまった――しかも新見の見立てでは古代を危険な目に遭わせたくないという私的感情――事を見ても、沖田艦長のような大胆不敵な知将という訳にはいかなかったようです。窮地に陥った際に打開策を思いつくその頭脳は優れているけれども、それと戦闘指揮技術とは直接には結びつかないという事か。そして恐らく真田自身もそれを痛感しているから「あいつなら、どう判断したと思う?」などという弱気な言葉を新見相手に漏らしてしまったのでしょう。
まあ、最初から古代の案を採用していたらまた別の結果になっていた可能性も大きいので、別に真田が無能な訳ではないのでしょうが。
それにしても、ガミラスの次元潜航艇の艦長ヴォルフ・フラーケン、実に腹に一物ありそうな渋いヴォイスの持ち主でしたねw

*1:爆発シーンで吹っ飛んでいた彼らは流石に生きていないでしょう。