たこわさ

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宇宙戦艦ヤマト2199 第12話「その果てにあるもの」感想

宇宙戦艦ヤマト2199 4 [Blu-ray]

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実は原作アニメはうろ覚えだったり。
(以下ネタバレ)
銀河系から離脱する段になって、古代と島は些細なことから熱くなり、口喧嘩に発展してしまう。沖田艦長の一喝により、罰当番の学生よろしく罰掃除をさせられる事になった二人は、それぞれの立場から相手の心情に思いをはせるのだった――。
山崎さんから衝撃の事実――戦端を開いたのは地球側であり、その命令を実行したのが島の父だった――を聞かされた後なのでイライラするのは仕方がないにしても、やっぱり古代は島のヒステリーの被害者だよな、と。熱くなったのは古代も同じですが、多分自分が古代と同じ立場でも、あんな場で親友から覚えの無い挑発を受けたら頭に血が上るだろうな、と。
それでも、ちょっと頭を冷やせば相手のことを思いやれるようになるのが古代の長所なのでしょう。一方の島も、周囲の助けを借りながらも自力で葛藤を乗り越えて見せたので、後味が悪くなくて良いですね。
しかしその裏で、新見が何やら暗躍している様子で……。彼女はまだイズモ計画という絵に描いた餅を諦めていないのですかね?
さて、古代と島のいさかいの原因ともなった銀河系を抜けガミラスの追撃の手も弱まるという公算ですが……デスラーの言動から見るとガミラスに浮かぶ月――というか連星のように存在する惑星こそがヤマトの目的地であるイスカンダルなようですね。そうなると、ヤマトは自ら死地に向かっているようなものな訳ですが、イスカンダル側にも地球側に明かしていない秘密があるのかも?