たこわさ

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宇宙戦艦ヤマト2199 第10話「大宇宙の墓場」感想

宇宙戦艦ヤマト2199 4 [Blu-ray]

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実は原作アニメはうろ覚えだったり。
(以下ネタバレ)
ワープ中のトラブルにより異次元断層に迷い込んでしまったヤマト。そこには同じく断層に迷い込んでしまっていたガミラスの戦艦が。断層を抜け出すためにヤマトに協力を要請するガミラス艦は、その使者として若い女性パイロットを送り込んできた。ガミラスが自分たちと同じヒューマノイドである事に動揺を隠せないヤマトの面々だったが、沖田艦長の下した決断は――。
凛とした雰囲気を持つガミラスの女性パイロット・メルダがとてもいいキャラクターですね。敵艦に一人乗り込む胆力も素敵ですが、母艦が撃沈された時に見せたか弱さがギャップ萌え的魅力まで与えてくれて……。ガミラス上級将校の娘っぽいですから実は箱入り娘だったりするのだろうか、とか色々妄想が膨らみます。
そしてメルダの凛とした態度に対して、銃を預けて見せた古代の男らしさも光りました。本当に旧作の古代と違って印象が良いです(ぉ
一方で、山本がガミラスへの恨みと自分達と同じような感情を持った相手と戦えるのか、という異文化間戦争に付き物の葛藤を演じてくれて……なんだか森雪よりヒロインしてるなぁ、と(笑)
そして、直接顔こそ合わせなかったものの、軍人としての矜持を通じて確かに分かり合っていた沖田艦長とヴァルス・ラング艦長の熱い男振りに思わず私も敬礼!
しかし気になるのは、軍高官の娘であるメルダが「先に口火を切ったのは地球側」と明言した事でしょうか。ただのプロパガンダの結果なような気もしますが、この戦争の根底には何か謎が隠されているような気もしてきました。