たこわさ

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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 第8話「いずれ彼ら彼女らは真実を知る。」感想

原作未読。
(以下ネタバレ)
引き続き舞台は小学生の林間学校。仲間はずれにされている女の子、留美の問題を解決しようと意見を交わす一同だったが、その時比企谷が肝試しを利用したある作戦を提案し――。
あんな作戦を考える比企谷の腐った性根は「マジ引くわー」なレベルですが、葉山が賛同したからといってそれに乗っかる三浦達も中々のものですね。あのあと、ちゃんとドッキリであることをネタバラし出来たのかちょっと気になりますが、平塚教諭が「下手すれば問題になっていた」と過去形で語っているところをみると大丈夫だったようで。
前半がいきなりの水着回で、ヘタレの比企谷をも誘惑する恐るべき万乳引力やら水着姿をほめられて必要以上に恥らう様やらを披露してくれた由比ヶ浜や、みんなに貧乳を心配されてちょっと子供っぽく強がって見せる雪ノ下の姿がえらく可愛らしくてニヤニヤしていたら後半のアレですからして、ちょっとダメージを受けてしまったというか。まあ、そういう緩急の付け方の巧みさが本作の魅力ではあるんですが。
しかし、比企谷は由比ヶ浜の事を思いの外ちゃんと見てあげているっぽいんですが、それでも態度はそっけないんですよね。逆に雪ノ下に対してははっきりと見とれてしまっているような様子さえ見せてしまっている。純情なのかツンデレなのかよく分からん男ですが、思春期男子の心なんて単純なようでいて案外おくが深いもので、いわんや比企谷というひねくれた男においてをや。
あと少し気になったのは、葉山の比企谷に対する呼称。最後の最後で「ヒキガヤ」とちゃんと呼んだという事は、やっぱり前回までの「他の人間が『ヒキガヤ』と呼んでいるのに葉山のグループだけ『ヒキタニ』と呼んでいる状況」は、狙ってやっていた、という事になるでしょうか。グループのほかのメンバーがそう呼んでいるし、本人も訂正しなかったので愛称に近いニュアンスで呼んでいた、ということでしょうかね? 葉山は善人でイケメンで優秀ですが、その反面、人の輪から外れた人間に対しての接し方がさっぱりだったりするので、何か特別な理由があったりするのかもしれませんが。
比企谷を轢いた車が雪ノ下家のものだった、という事も明らかになり、比企谷自身のストーリーがまた少し進みそうな予感。次回のサブタイトルだと戻ってる感じですがw

OPは買いましたがEDは悩み中。由比ヶ浜さんバージョンが気に入っていたりするのですが。