DEVIL SURVIVOR2 the ANIMATION　第7話「4TH DAY 変容の水曜日?」感想

原作未プレイ。
（以下ネタバレ）
♪へ〜ん〜よ〜うの〜水曜日さ〜　とか言う替え歌が頭に浮かんでしまったのは私だけじゃないと信じたい（？）。
さて、アルコルの口から大和がセプテントリオンを倒しに来たのではなく、響希を救うためにやってきたのだという事が明かされました。その上でアルコルは響希に「君はどうするのか？」と問いかけます。
ロナウド達の元を去り、大和に付き従うのか？
大和と決別し、ロナウド達と共に戦うのか？
――しかし、響希の答えはそのどちらでもありませんでした。「もう自分の力を、誰かにゆだねたりしない」、つまりは真の自由、自分の目で見て判断し自分の行いの結果は自分で責任を持つ。誰かに責任を押し付けたりしない、と。
原作ゲームが女神転生シリーズの流れを受け継ぐものですので、この手の展開を見てしまうと「おお、主人公がニュートラルの道を選んだ！」とかいうゲーム脳が働いてしまうのですが、大和とロナウドのどちらがロウでどちらがカオスか、という事について本作ではあえて明確に描かずに、あくまでも揺らぎのある人間として登場人物たちを描いているので、それは野暮な行為かも知れません。