たこわさ

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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 第7話「ともあれ、夏休みなのに休めないのは何かおかしい。」感想

原作未読。
(以下ネタバレ)
奉仕部の活動の一環として小学生の林間学校の手伝いをする事になった八幡達。しかしそこには何故か葉山達もいて――。
八幡と雪ノ下の圧倒的ぼっち力をよく分かっているはずなのに、彼らに衝突回避ではなく衝撃緩衝の能力を育むよう求める平塚教諭の狙いは、教師としてはごく当たり前の行動にも思えますが、彼らの問題児振りをよく分かっている人間が仕組む事か? とも思い。
もっとも、今回明らかにされた雪ノ下と葉山との過去の関係について何か知っていての行動なのかもしれませんが。ぼっちになっている娘を何とか助けたいけれども上手くいかない、そんなもどかしさが表情に出る葉山の姿は初めて見るような気がしますが、彼の雪ノ下に対する必要以上に気を使った態度と同じ原因に基づくものなんでしょうか? ベタですが、かつてクラスで孤立していた雪ノ下に世話を焼こうとしてかえって事態を悪化させた、とかそんなところでしょうかね。
もしかすると、雪ノ下の他人に対する「冷たい」ともとれる態度は自分に責任がある、とか感じちゃってさえいたりして。
ただ、当の雪ノ下はぼっちの娘に自分ではなく由比ヶ浜を重ねていたようで。意外といえば意外ですが、確かに由比ヶ浜のなるべく波風立てないようにつとめるという態度の裏に、過去の出来事が関係しているのではないか、という仮説は既に雪ノ下が語っていましたが。
それにしても、戸塚のカワイ子ちゃん(だが男だ)攻勢とか、平塚教諭のゼロ年代オタク振りとか、やたらと強調されているものの私的には好きじゃないんですよね。せっかく本筋がいい味出してるんだから蛇足に感じるというか。