- 作者: 渡航,ぽんかん8
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/03/18
- メディア: 文庫
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【はまち、あるいは俺ガイルについてのあれこれ】人物名が全部神奈川県の地名ですが、これは考えるのが面倒なので適当に拾ってそれっぽくしたのです。ゆいゆいやゆきのんは苗字からの連想ですが、戸塚彩加は実は「とつかさいかいはつ君」からきてます。 http://t.co/GpEmhtf
— 渡航 (@watariwataru) 2011年5月9日
↑で原作者も明かしているように、神奈川県内の地名に由来しているようなので、アニメで既に登場しているキャラ限定でちょっとしたまとめと雑談をば。
上記原作者ツイッターの通り
- 比企谷八幡
- 鎌倉市内の古い地名「比企谷(ひきがやつ)」からか。元の地名は「ひきがや」ではなく「ひきがやつ」な事に注意。この地名は現存せず、現在の鎌倉市大町1丁目付近の古い名前です。なお、近場には「比企谷幼稚園」という幼稚園が存在しますが、紳士諸兄は間違っても聖地巡礼とかしないように。お寺さんの敷地内にあるので煩悩を持って近づく人は仏罰が下ります(笑)。八幡は鎌倉市の神社「鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)」からか。
- 雪ノ下雪乃
- 鎌倉市内の地名「雪ノ下(ゆきのした)」からか。
- 由比ヶ浜結衣
- 鎌倉市内の地名「由比ヶ浜(ゆいがはま)」からか。同地は「由比ヶ浜海水浴場」としても有名。付近にはアニメ版「侵略!イカ娘」の背景モデルとなった場所も有り。
- 平塚静
- 神奈川県平塚市からか。静は、源義経の妾「静御前」かも。
- 材木座義輝
- 鎌倉市内の地名「材木座(ざいもくざ)」からか。義輝は作中の本人の弁通り足利十三代将軍義輝からか。
- 戸塚彩加
- 原作者のツイート通り、神奈川県横浜市戸塚区及び同地域の再開発計画のマスコット「とつか再開発くん」から(閲覧注意w)。
- 比企谷小町
- 苗字は兄と同一。「小町」は鎌倉市内の地名「小町(こまち)」に由来すると思われる。同地は鎌倉市の観光名所のひとつ「小町通り」でも有名。ちなみに、小町通りの鶴岡八幡宮寄りは小町ではなく「雪ノ下」なのですが、深い意味はないと思われ。
- 葉山隼人
- 神奈川県三浦郡葉山町からと思われる。
- 三浦優美子
- 神奈川県内の地名「三浦半島」もしくは三浦市、三浦郡からと思われる。三浦市以外の意味合いだと、葉山町も含まれる事になるため何だか意味深長であるw
- 川崎沙希
- 神奈川県川崎市からと思われる。
- 川崎大志
- 川崎市内の寺「川崎大師(平間寺)」からか。
以上、ざっとまとめてみましたが、いかがだったでしょうか? 主人公である比企谷だけ現存しない地名で読みも本来のものと変えてあるのが少々気になるところですね。*1ちなみに原作者さんは千葉の方らしいので、鎌倉や神奈川に縁があるわけじゃないっぽいです。
*1:なお、比企谷は比企一族の本拠かつ終焉の地である。→参考:妙本寺 - Wikipedia。妙本寺さんは私の散歩コースだったり。