- 出版社/メーカー: Asustek
- 発売日: 2013/01/12
- メディア: Personal Computers
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キャリア契約無しなので大手量販店などでの購入となるので、キャリアなどからのインセンティブ(割引)が無く実売7万円程度と少々お値段が張りますが、スマートフォンとタブレット端末の両方でそれぞれ3G回線(SIM)を準備する手間とコストが省けるため、実質的なコストパフォーマンスはそれほど悪くありません。
性能的には現行のフラグシップモデルと比べても遜色ないので、画面も綺麗で動作もサクサク。MicroSDにこそ対応していませんが、そもそも内部ストレージが64GBあるので容量に困る事はなさそうです。
難点を言うならば、日本メーカーのように細やかな作りではないので充電LEDが無く電源ONにしていないと現在の充電状態が分からないだとか、接続端子がMicroUSB互換なのに独自形状なので一般のケーブルを指すと結構グラグラするところ等でしょうか。逆に言うと、台湾製品のある種の大味さに慣れている人であれば気にならない程度かと。
現在、日本通信のb-mobile SIMを差して使っていますが、FOMAプラスエリアの周波数帯に対応していない割には電波の掴みはいいし、そもそも端末自体のスペックが高いからか、通信周りで不自由を感じる事は今のところありません。*1
一番の目玉である、ステーションに装着すると10インチタブレットに早変わりするというギミックですが、これが想像以上に使えます。スマホ状態でWeb等を観ていて「ちょっと大きい画面で見たいな」と思った時にも、ステーションに装着すればすぐに大きい画面でwebサイトを見ることができます。電子書籍版のコミックなんかも、縦で使えば雑誌に近いサイズで1ページを表示できますし、横で使っても見開き状態で文庫・新書サイズ位で読む事ができるので快適。また、タブレット状態でも大概のスマホ用アプリは動作するので、パズドラみたいなアプリも大画面で遊べたりw
ネタ端末扱いが強いですが、キャリア経由でスマートホンを買いたくない、回線をキャリアに依存したくない、という方には非常にお薦めなアイテムでございます。
ちなみに、多くのAndroid端末がそうであるように、本端末もデータ専用SIMで使っていると3Gアンテナ表示が圏外状態で表示されます。その為、常に通話用電波を探しに行ってしまい、少し電池の減りが早くなってしまう現象が発生します。root化すれば対応可能ですし、Google Play上にはスリープ時に自動で機内モードにしてくれるアプリだとか、データ通信の電波強度をピクトエリアに表示してくれるアプリだとかが公開されているので、実質マイナス要素にはならないんですが。
日本通信 bモバイル 3G・4G スマートSIM 980Turbo 月額980円定額使い放題データ通信専用マイクロSIMカード [BM-AMU150L-M]
- 出版社/メーカー: 日本通信
- 発売日: 2012/09/25
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