たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

ちはやふる2 第12首「みそぎぞなつの しるしなりける」感想

原作既読、前期視聴済み。
(以下ネタバレ)
前回のクイーン戦予選・西の代表である恵夢を相手に苦戦する千早。連取されるなか一枚を取り返すも肩に力の入ってしまっている千早に、かなちゃんがそっと声をかける――。
恵夢はその天然ボケ&天然腹黒な様子から、てっきり天才型かと思っていましたが、実際には本人の努力と仲間の支えによって急成長した選手だったとは意外。ある意味、千早と同じタイプの選手といえるかもしれません。
千早が当初恵夢にペースを奪われっぱなしだったのは、彼女の成長振りに圧倒されたというのもあるのでしょうが、それだけではなく、千早同様足りない部分を仲間達の支えによって補強してきたある意味で「自分に近いタイプ」であったからなのかもしれません。
しかしながら、千早には努力で身に着けてきた技術以外にも「感じのよさ」という才能による大きな武器があります。プレイの幅が広がったことにより、以前よりも考えて試合に臨むことが出来るようになった千早ですが、それもやりすぎれば自分本来のスタイルを邪魔することにもなり……。
そんな彼女を救ったのは、千早にかるたはただの記号ではなく意味を持った歌なのだと教えてくれたかなちゃんでした。一つ一つの歌に込められた意味を深く理解することで、詠み上げられる歌はただの音ではなくなり――千早の感じのよさとあいまって信じられない速さを生む。
盛り上がってきました。

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自然な流れで先輩に横断幕を持たせる須藤が素敵でしたなぁw