原作既読。
(以下ネタバレ)
ドゥニヤの悲劇的な過去にアリババ君が感情移入し過ぎてしまう、というのは彼の性格上自然なことなのかもしれないけれども、ここまでアリババ君をヘタレにする必要があったのかな、と激しく疑問。輪をかけてヘタレな白龍に片腕を犠牲にされてまで助けてもらってたり。もう、原作での凛々しいアリババ君はどこにもいないな。
戦闘シーンも変な間が気になってあんまりスピーディに感じなかったし。
あと、ドゥニヤがここで死んで(?)しまったり、本来はザガンに現れるはずの三人の黒い金属器使いがシンドリアの方にいってしまったおかげで、ヤムライハやマスルールのキャラクターを表す重要なエピソードが丸ごと削られてしまうので、二期があったとしても色々不自然な点が出てきてしまう気がするし。
たぶん、後一話でとりあえずの終わりだと思うので総評はそこで書くと思うけど、全体的に原作のよさを全てつぶしてしまった感のあるアニメ化だったな、という感想になりそうな予感。
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