たこわさ

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たまこまーけっと 第11話「まさかあの娘がプリンセス」感想

(以下ネタバレ)
「たまこ様がお妃様です」というチョイの衝撃の一言により、たまこ本人をよそに静かに動揺する商店街の人々。周囲が勝手に盛り上がる中、たまこは商店街のスタンプが溜まった事の方が大事だとマイペースを貫いているかに見えたが……。
たまこ本人も多少は気にしているのか、いつもよりに「日常」を演出したがっている節がありましたが、それ以上に商店街の面々や友人たちが動揺していて、段々とたまこ自身にも同様が伝染していった感じ。落ち着いているのはデラとマスターだけという体たらくながらも、それだけたまこが周囲に愛されている、という事なのでしょう。
ただ、もち蔵に関してはお前もう少しがんばれよ、と言いたい気持ちも。優しい彼のことだから、たまこの気持ちを慮ってああいった発言をしたのでしょうが、それではただの「いい人」で終わることを自ら決定してしまったようなものだし、何より本当にたまこの気持ちを考えるならばもう少し踏み込んで今彼女がどう思っているのかをストレートに聞くくらいしないとね……。それこそ、自分の気持ちを正直にぶつけてみて相手の反応を引き出す位の青臭さを見せてほしいとも思った。
さてさて、なんだか収集がつかなくなってしまっている中、ついに王子自身が来訪してきてしまいましたが……たまことの電話(?)の様子やデラの回想をみるに、王子自身はしきたりによってお妃を決めることに前向きではない様子だし、たまこに対してもデラとチョイが世話になっている恩人、という位の認識なんじゃなかろうか。
ここでチョイの気持ちに気づいていた王子が「妃を迎えに来た」とか言ってチョイにプロポーズしたらイケメンすぎるんですがw チョイも友人であるたまこに他人行儀に接しなければならないことを苦しく感じているようだし、その位の粋な展開があってもよいではないか、と。

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