たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

「フルメタル・パニック! アナザー5」感想

限定版は見送って少し後悔しました。
(以下ネタバレ)
マオ姐さんがテロられて生死不明、という前回の引きから随分と待たせてくれた感がありましたが、内容については待たされただけのことはある、と言った出来。
マオが意識不明の重態となってしまい、一連の事件の黒幕に買収されてしまったD.O.M.S。今までにない危険な任務に就かされ、また仇敵であるミハイロフ一党の指揮下に入れられる事になった達哉達は――?
正直、今までの「実際の戦場にはトラブルでもない限り出くわさない演習畑」というギリギリ境界線上に踏みとどまっているノリが好きだっただけに、今回の方向転換には少々不安がありましたが、前回までに散々戦争の世界に足をツッコンでしまっている達哉がいつまで経っても覚悟完了しない*1でいてもそれはそれでフラストレーションの溜まる展開になるでしょうし、何より今回は前回にも増して話に緊張感があったので、読み終わってみれば大満足の結果だったり。
まあ、一番の見所は達哉の覚悟よりも本気を出したクルツ君の冷徹スナイパー振りなんですが!! 「脳天フッ飛ばしてやる!!」って有言実行過ぎるw

*1:実際に手を汚す汚さないの話ではなく本人の覚悟の問題。