たこわさ

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さくら荘のペットな彼女 第8話「どでかい花火をあげてみろ」感想

原作知識は漫画版を少し読んだ程度。
(以下ネタバレ)
ゲームデザインコンテストの一次審査を通った空太。一方、ましろも雑誌連載が決まりそうになり……。
何だかんだいって空太に協力的なさくら荘の面々が頼もしいですね。またもや厄介ごとを持ち込むのかと思われたましろも、自らの仕事は全うしつつ自分なりのやり方で空太激励し、しかも自力でお守りを買ってくるなんて! 健気!! でも実際には七海も空太を支えているんですが……そこはあれ、「普段悪い事ばかりしている人がたまにいい事しているととてもいい人に見えてしまう錯覚」効果ということで(ぉ
しかしながら、空太のプレゼンの結果は残念な事に。*1意気消沈してさくら荘に帰ってきた空太ですが、追い討ちをかけるようにましろの連載決定を知り……。あそこで嫉妬心を隠さずかといってましろに辛くは当たらない絶妙の感情表現が素敵でしたね。空太の言葉の意味をきちんと受け取って去っていくましろもイイ。彼女は決して人の心が分らない訳ではないんですよね。しかし、七海はすっかり「陰ながら」ポジションが定着してしまっていますね。
さて、テンプレ通りならここでしばらくの間主人公の鬱々とした心情を描くシナリオが続きそうなものなんですが、そこを(ある意味予想通り)ひっくり返してくれる空太とさくら荘の面々が実に気持ちいい。プールネタは無理矢理入れた感がない訳ではないですが、七海のテンパリながら恥らう姿とかましろの嫉妬とかオイシイシチュエーションが盛りだくさんだったので結果オーライ。お守りの件とか空太の背中を押すような言葉とか、ましろは天然なのは確かだけどちゃんと相手を見て言葉を選んでいるんだなぁ、という事がわかるお話でした。

しかしなぁ、ポニーテール・健気・テンパると素の関西弁が出る・実は眼鏡、と私好みの要素しかないと言い切れる七海嬢が可愛くて仕方ないのですが、何故かましろ派なんですよね、私w

*1:空太が憧れるクリエイターの人が学校の名前を目にした時の反応がちょっと気になりますが、そこはおいおい明かされるのでしょうか?