たこわさ

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「コードギアス 亡国のアキト」感想

遅ればせながら先日鑑賞してきましたので簡単に感想をば。
(以下ネタバレ)
コードギアス」シリーズは非常に多岐にわたる作品展開を見せていますが、アニメから出発した作品だけに、やはり今回の劇場アニメ4部作にはかなり期待しておりました――そしてその期待はどうやら裏切られずに済んだようです。
冒頭から緊迫した展開が続き、ナイトメアによる地上戦が始まった頃には「これだよ、これが観たかったんだ!」と思わず膝を打ちたくなるほど興奮していました。
やはり、「コードギアス」の魅力は人間ドラマであり、戦術による圧倒的不利な状況からの逆転劇であり、また主人公や準主人公のチート臭い能力の高さであり、そしてナイトメアフレーム同士によるスピーディな戦闘シーンであるなぁ、と再度実感。
主人公アキトについては、TVアニメ一期でのスザクを思わせるKNF及び生身での戦闘能力の高さもさることながら、残忍さと優しさと冷静さを併せ持つどこかミステリアスなキャラクターに仕上がっていて、コードギアスの主人公としては及第点かな、と。
ヒロインのレイラについては、過酷な作戦を実行する知性と冷徹さを持ちながら、日本人への不当な扱いに義憤する純粋さを捨てきれない、「苦悩するヒロイン」として非常に魅力的なキャラクターですね。軍人モード時の凛とした態度と、時折見せる年頃の女性らしい仕草のギャップがこれまたワタクシ好みでございます。金髪碧眼というところもポイント高し!
KNFについては、当初前衛過ぎるそのデザインに「うげぇ」となったものの、不気味な昆虫形態からKNF形態への変形、そして格闘戦を重視した武装コンセプトによる華麗なる殺戮ショーの大迫力の後には「かっこいい!」という印象しか残らず。これからメンバーや武装ヴァリエーションも増えるようで、2部以降にも期待できそうです。
そして肝心の「ギアス」は今回関連してないのかな? と思わせておいて、しっかりとギアス能力者が登場したり、戦闘中のアキトに「ギアスの呪い」を受けたスザクの面影が見えたり、終いには次回予告でC.C.とスザクが登場してテンションMAX!
ああ、でもラウンズ姿のスザクが登場するって事は、次回主人公達が「ブリタニア白い悪魔」にフルボッコされる展開になってしまうんだろうか……?
とにもかくにも、「コードギアス」シリーズのファン、とりわけTVアニメから好きなった方には間違いなくオススメできる作品になっておりました。
1/35 アレクサンダ アキト機 (コードギアス 亡国のアキト)

1/35 アレクサンダ アキト機 (コードギアス 亡国のアキト)