たこわさ

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Fate/Zero 第十八話「遠い記憶」感想

(以下ネタバレ)
衛宮切嗣、最初の「魔術師殺し」のお話。
Aパート、美しい南の島の光景、屈託なく微笑む少年切嗣、年上の美少女への淡い初恋……などなど違うアニメが始まったのかと思わせるような展開が続きましたが、残念ながら本作は「Fate/zero」なのであったw
バイオハザードもかくやという島の惨劇に、直接ではないにしろ原因となっておきながら自らはしれっと逃亡を決め込もうとする切嗣の父。というか、事前に逃亡の準備をしていたという事はこういった事態になることも十分に想定済みだったのでしょう。――それを、切嗣は許せなかった。
「子が親を殺す理由としては下の下」――まさしくその通りだが、切嗣にはそれが出来てしまった、つまり彼の「歪み」は既に決定されたものだった、と考えてよいのかもしれません。
ちなみに、「死徒」については「月姫」関連の設定なので、同作品を知らない方は一般的な「吸血鬼」のイメージを持っていればよいかと……。

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ところで、魔術協会の連中の中に「空の境界」のアルバそっくりなキャラクターがいたけれども、あれはスタッフのお遊びなんだろうか?