(以下ネタバレ)
最早どこからツッコんでいいのか分かりませんなー。
Gエグゼスについて、前回観たときには「いくらなんでも開発早すぎるからきっと(軍事技術を放棄する前に建造された有り物のMSだったんに違いない!」とか思ってたんですが、普通にオヤッサンのハンドメイドであることが判明しました。
――あれ、AGEシステムいらなくね?
人間が設計・製造ともに担当してあの早さでMSを新造できるって、「ジオン脅威のメカニズム」どころの話じゃないぞw
まあ、AGEシステムの場合はリアルタイムに戦闘データを解析して設計にフィードバックということで、よりシームレスであると言えなくもないですが……それで完成したのがタイタスで、そのタイタスも今回はフルボッコでものの役にも立ってないので、やっぱりAGEシステムって使えないんじゃあ。
そして早々にバレた、というか自らバラしたグルーデックの素性。「連邦軍が頼りにならないから誰かがUEと戦わねば」と言えば聴こえはいいですが、グルーデックの場合完全に私怨で動いている訳だし、クルー一同があそこまでガッツリついて来てくれるほどのカリスマも感じないので、違和感というかご都合主義的流れというか。*1
何より、UEに通用する武装を扱えるのは、今のところガンダムとGエグゼスだけだし、ザラムやエウバが全く戦力にならない事は前回までで証明されている訳で、そんな連中を寄せ集めた、実質「烏合の衆」でしか無い連中を引き連れて、人類が今まで数えるほどしか撃退できていない、戦力も何も分かっていない敵の本拠地へ戦いを仕掛けるって、特攻以外の何ものでもない。
勇気と蛮勇は違うというのに。
ちなみに、今回フリットが真空中に生身で飛び出したシーンがありましたが、あれ自体は現実でも「理論上は」可能とされています。ただし、作中でもウルフが語っていたように肺の中の空気を極力抜くことに加え、耳・目・鼻をしっかりと押さえることが必要と言われてますね。今回フリットは耳を全然押さえていなかったのでよく耳から色々飛び出なかったなぁ、と*2。
なお、宇宙世紀作品でも、生身で宇宙空間へ飛び出すシーンはありますので、変にツッコむところではないかもですね。
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