たこわさ

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青の祓魔師 第25話「時よ止まれ」感想

(以下ネタバレ)
色々とツッコミどころがありながらも、まあ、よい最終回だったのではないでしょうか。
アバンタイトルでいきなりゲーテが登場したのにはかなり疑問符でしたが……。原作でもまだ使われていない裏設定とかなんですかね? 特に今回の話が「ファウスト」を意識したものでも無かったようなので、違和感が残ります。
結局サタンがただの「寂しがり屋」に成り下がっていたところはちょっと悲しいですね。やっぱり「アッシャーを支配する為にユリに自分達の子供を産ませた」という方がシンプルで良かったんですが。まあ、悪魔の神であるサタンに「心」が有る、という設定があるからこそ、最後に燐が語った「真のエクソシスト」像が生きてくるのかもしれませんが。
勝呂は前回まではただのツンデレ野郎だったのが、今回は素晴らしい戦術家振りを発揮して汚名返上してくれましたね。アーサーもただのかませ犬から重要な踏み台*1に昇格だw
一方、しえみは……なんとも最後まで残念なヒロインでした。あの状況で「あんな無理して!!」とか怒るって燐じゃなくても「怒られた!?」と驚きですわw
そして最後の最後で驚きの劇場版制作発表。アニメの続きよりは、原作準拠の続き――つまり「京都編」をやって欲しいなぁ、と。
まあ、今回のアニメも終盤の強引な展開以外はそれなりに面白かったですが。特に出雲の出番が原作よりも多かった所にはスタッフGJ! と言わざるをえないですな(オチ)。

*1:二重の意味で。