たこわさ

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輪るピングドラム 12「僕たちを巡る輪」感想

(以下ネタバレ)
「16年前の事件」は流石に現実と完全にリンクするわけではなかったようです……。高倉家の両親が指導者だった「犯罪組織」というのは、陽毬の主治医のデスクに置かれた*1「南極環境防衛隊」とやらとイコールなんでしょうかね? 組織のシンボルが例のペンギンマークなので、まだまだ組織自体は健在の模様ですが……。
事件後も高倉家は日常生活を送っているようなので(というか陽毬が生まれたのはその後なので)、世間的にはまだ真相が明らかになっていないか、適当な犯人がでっち上げられているか、それとも……。どちらにしろ両親が行方をくらましているのには、そこら辺に理由がありそうですね。
さて、そういった過去の出来事が明らかになった一方で、陽毬に再び異変が。やはり、今まで陽毬の命を繋いでいたのは、第1話で冠葉から抜き取られたモノ――冠葉の命だったのですな。
そしてレ○プ目で「メリーさんの羊」と称する謎のストーリーを呟く晶馬。この場合の「メリーさん」というのは高倉父の事で、枯れてしまった「林檎の樹」というのは高倉母の事なんでしょうかね? で、それを蘇らす為に、黒い兎に唆されるままに手をつけてはいけない「何か」に手をつけてしまい、結果として陽毬が犠牲となった……。ということか。
しかしこのアニメ、最後に全ての謎が解けてスッキリするタイプなのか、それとも数々の伏線や要素を視聴者自身で繋げていかないと答えが出ないタイプなのか、どちらになるかで評価が決まりそうですね。

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*1:あれはイメージであった実際においてある訳ではないかも知れませんが。