(以下ネタバレ)
冠葉がモトカノからすっかり忘れられる、という奇妙な体験をした一方、晶馬は苹果の「計画」の手伝いを……。やっぱりこの二人は凸凹コンビが似合いますねw
相変わらずな苹果の暴走&妄想の振り回される晶馬。今回もあんまり話が進まないかな? とか思っていたら、苹果の「運命の記述」の正体がいきなり明らかになりました。
あの「運命の記述」は夭折した姉のものであること。姉の死がきっかけで家族が壊れてしまった事。姉の書き残した「願いが成就する」というような言葉だけを頼りに、苹果は「運命の記述」通りの行動をしていたこと……。
実にパワフルに、好き勝手に生きているように見えた彼女が、実は泣き姉の残した「運命」を死守する事で「姉」に成り代わろうとしていると言う事実。まだまだ本編の方がギャグ色が強いので助けられてますが、これって実はかなりの鬱展開なわけで。
しかも恐ろしいのが、苹果自身の力ではどうにもならない筈の出来事まで「運命の記述」の中に含まれている訳で。
冠葉のモトカノを操ってなにやら画策している女が口にした「プロジェクトM」という言葉が苹果の口からも出ていることは、決して偶然ではない、はず……?
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