たこわさ

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夏目友人帳 参 第三話「偽りの友人」感想

(以下ネタバレ)
親戚中をたらい回しにされ、「おかしな子」としてある意味有名だった幼い頃の夏目。そんな彼の事を知っている人間が絡んでくるエピソードをいつかはやるんだろうな、と思っていたらアニメ第三期になってやっとお目見えという、私的には「待ってました」なエピソードでございました。
で、普通ならばこの手の「昔の弱み」を握っている類のキャラクターって嫌な奴であることが多いんですが、そこはこの作品、当初はちょっと粘着ながらもまっすぐないい奴なのでありました。
というか、おそらく「根がいい奴」だからこそ夏目の事を覚えていたんじゃないかな、と。もっと言えば、子供の頃の夏目の事を心のどこかでは「嘘吐きじゃない」と思っていたのではないかとも。
この作品には、本当の意味での「悪人」は登場しないんだな、としみじみと思う次第*1

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*1:人を落としいれ、喰らおうとするだけの妖は沢山登場したけど。