たこわさ

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青の祓魔師 第14話「愉しいキャンプ」感想

(以下ネタバレ)
燐って、作中では乱暴ものの単純馬鹿ながらもどこか人懐っこい所があって、勝呂や子猫丸ともすぐに打ち解けたように描写されてますけど、中学校までは周囲から忌み嫌われてたんですよね……。確かに、過去の度を過ぎた暴力描写を見ればそりゃあ友達も出来ないよな、とは思いつつも、少しくらいは変わり者の友達がいてもおかしくないんじゃぁ、とちょっと設定に疑問を感じたり。
まあ、藤本の死がそれだけ大きな衝撃になって、今まで見たいな凶暴性が和らいだとも、勝呂達も十分常人離れしてるから、燐の特異性も少し和らいで見えるのだとも取れますがw
そしてそれら疑問とは別のところで、やっと「仲間とわいわいやることの愉しさ」を知れた燐の姿に少しホロリとしそうになったわけですが。
更に、「しえみさんは兄さんのことをよく見てるんですね」と言ったときの雪男の表情の複雑さがこれまた切ねぇなぁ!! と涙を誘うわけですが!! あれってやっぱりしえみの心が燐に向いてしまっている悔しさと、ようやく自分と父以外で燐の事を理解してくれる人が現れてくれたことへの嬉しさがない交ぜになった表情ですよね。――腐女子の方々ならば違う捉え方をしそうですがw