たこわさ

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青の祓魔師 第10話「黒猫」感想

(以下ネタバレ)
藤本神父の使い魔である猫又「クロ」が藤本の死を知ってしまい暴走するお話。
冒頭の奥村兄弟のやり取りは、なんでもない兄弟喧嘩のように見えて、この二人の関係性をよく表していますね。些細な事で喧嘩になったり、燐は衝動的に手が出てしまっても雪男を直接殴るような事はしなかったり*1、雪男は素が出ると実は燐にそっくりだったり。
ちらっとエクソシストの階級図が出てきたところも見逃せない所でしょうか。
さて、今回の主役であるケットシーのクロですが、騎士団の面々があれだけ苦戦していた事を思うと、かなりの上級悪魔なんでしょうかね? 何せ今までまともなエクソシストの戦闘シーンがあんまり出てきていないので、イマイチ強さの指標が分からないと言うか。
前々回で勝呂達がグール一匹をしとめるのに物凄い苦労してましたが、案外本職のエクソシストもあんまり変わらないのかも。
燐がクロを説得する件は、最初の「頭を使った」シーンで爆笑したものの、その後の流れ――特に雪男の目に映る燐の姿が在りし日の藤本と被った辺りで、もう「うわーうわー」と目から青い炎があふれ出しそうになってしまいましたわ*2
にしても、雪男が「よく考えたら父さんがクロを殺そうとする筈がない」と今更になって気付くシーンからして、実は雪男ってちょっと天然入ってるから視野が狭いかどちらかだよな、と。

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次回は水着回か。

*1:その代わり眼鏡が犠牲になったのだ。

*2:余談ですが、クロの名前やビジュアルや仕草が昔飼っていた猫にモロに似ていて二重の意味で泣きそうになりました。