たこわさ

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あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない 第10話「花火」感想

先週に引き続き所々作画がアレでしたが、今回も面白かった。
(以下ネタバレ)

  • 「趣味は女装」に全力で吹いたけど、その直後につるこが見せた涙との落差が激しすぎて多大なダメージを受けました。ゆきあつの心にも突き刺さったと信じたい所ですね。
  • やっぱりぽっぽは何か隠してますね。「見てるだけ」って事は、めんまが川に転落して流される一部始終を目撃していて何も出来なかった、という事なんだろうか?
    • ぽっぽが今弾けているのはその時の反動なのかも。本来の彼は、「言ーえ、言ーえ……」と囃し立てるのさえ控えめなシャイな少年なんでしょうね。
  • めんま弟はイイ男になる素質十分だな! そしてめんま父のイケメン振りに全俺が泣いた。
  • 「あの日の再現」ゆきあつ……。ゆきあつは実はめんまを成仏させたいんじゃなくて、皆の中にある「呪縛」を解きたいんじゃないかな……と思うのは、彼を過大評価しすぎなんだろうか?
    • ただ、つるこの涙やゆきあつの内面を見透かした言葉の数々が、何かしらの影響は与えてそうですね。
  • じんたんの「好きだ」は、きっと皆が一番聞きたかった、そして同時に聞きたくなかった一言なんでしょうねぇ……。「ブス」と言われた時には笑っていためんまが、「好き」と言われた時にはポロポロと涙を零していた……何とも切ない。
  • あなるとつるこ、性格も考え方も全然違う二人が、実は立場的には一番似てるんですよね……。あなるは何だかんだ言ってじんたんの傍に居たようだし*1、つるこはゆきあつにべったりな事が明示されてるし。
    • というか、バレバレだったけれども、はっきりとゆきあつへの想いを口にしたつるこの姿が……半端なく切ない。
  • めんまの「成仏します」に込められた色んな意味。その一番大事な部分は、まだ明かされぬじんたんの母からの一言に由来するもののようですが……。めんまの体が透け始めたのは、ただ単にタイムリミットが近づいただけなのか、「めんまのお願い」が叶いつつあるからなのか、どちらなんでしょうね。
  • ゆきあつが「めんま」の髪をくんかくんかする姿はどうみても変態だ! 私は彼が「めんまが自分のものにならないから成仏させる」のではなく、「皆の呪縛を解く為に成仏させる」と捉える程にゆきあつを高評価してるんですが、流石にあれはキモイ。
  • 髪をばっさり切ったつるこの姿を見て不覚にも泣きそうになったのは、私が黒髪ロング好きだからじゃないはずだ。
  • そして予想通り花火が「お願い」じゃなかったでござるの巻。しかも弟の前でめんまが「いる」事をばらしてしまって、ここから一体どう展開するのやら。

BDは予約の段階でかなりの注文数になっているようで。後半の作画の乱れも修正される事に期待。

*1:ただしその距離は微妙に遠かった