たこわさ

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閃光のナイトレイド 最終話「せめて希望のかけらを」

(以下ネタバレ)
いやいやいやいや、何だか世間では全然注目されてなかったようですが、最後まで佳作でしたわ、このアニメ。
流石に勲のあっさりな死に様とか、投げっぱなしジャーマンとも取れる終わり方とか、桜井のオッサンってやっぱり小物だったのかとか、色々と思うところもあるんですが、一つのドラマとして非常に楽しませてもらったことも事実。
棗に関しては死亡フラグ立ち過ぎていたので覚悟はしていました。でも、やっぱり彼こそが4人の要だったんですな。彼の死によって葛が仲間に戻り、間接的に新型爆弾の上海投下を防げた、とも言える訳ですが、同時に彼の死によって仲間がバラバラになった、とも言え。
唯一のツッコミどころは、葵が機内に残る意味があんまり無かった事と、彼の能力が今までの描写からかけ離れるほどの力を発揮した所でしょうかw
最後、独りぼっちになってしまった雪菜を観て目から超弩級な威力を持った新型爆弾の閃光が飛び出すところでしたわ。
あのヴァイオリンの音色は、空耳なんかじゃなかったと信じたい。
タイトルの「せめて希望のかけらを」は、実に上手い言葉でございました。