お題「ブログ界における『読者』を『次元』で分類してみる」
- 一次元
- エントリー全体の要旨ではなく、言葉の端々にばかり反応してしまうタイプの読者。極端な例を挙げるなら、「言葉はきついけれども結論としてはオタクを擁護しているエントリー」の中で、繰り返し「キモオタ」という言葉が使われていたとして、その「キモオタ」の部分にだけ過剰に反応して「オタク叩きだ!」と騒ぎ立てるような感じ。
- 二次元
- エントリー全体の主旨はきちんと読み取れるが、筆者の立場とか今までの主張とかについては全く吟味しないタイプ。過去に見た実例としては、「漫画編集者」である事をプロフィールや過去記事で明示している人が、自分の知っている範囲の事を書いた漫画業界にまつわるエントリーに対して、「キモヲタが知ったかで語ってるよ」とか「こいつ専門家でもないのになんでこんな偉そうなの?」とか不用意なブクマコメントを書いてしまうような手合い
- 三次元
- 目の前のエントリーだけでなく、公開されているプロフィールや筆者が書いた直近の関連しそうなエントリーについても目を通し、「多角的」に吟味するタイプ。筆者がどういう立場の人間でどういうスタンスでブログをやっているのか、という観点を持ち、単一のエントリーだけ読んで脊椎反射的な反応はしない。ただし、一回色眼鏡をかけてしまうとまともなエントリーも歪んで見えてしまう事も多々あり。
- 四次元
- 「三次元」の観点に加え、筆者の直接の知人であったり、人となり*1についてある程度の知識を持つタイプ。エントリーやプロフィール上の情報だけでは知ることの困難な「生」の情報――例えば、ブログ上で「ブログの運営目的」や「実社会での自分の境遇」を非公開としている場合、それらの情報――を得ているため、「エントリーの裏に隠してある筆者の意図」について思い当たり易い場合がある。ただし、なまじ事前情報を得ているだけに、深読みしすぎてどつぼにはまる場合もある。
――オフロは入りながら適当に考えた割には、結構的を射ているじゃないか! と今は思っているが、足の朝になってこのエントリーを公開したことを後悔している自分がいるかもしれない。
*1:最低でも社会的人格