たこわさ

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機動戦士ガンダム00 第1話「天使再臨」

よし、第1話としてはいい感じ。このテンションを保ってくれよ?
(以下ネタバレ)
世界は一つにまとまった。だが、それは従わないものは力で屈服させる、「偽りの平和」だった。
第一期の特徴で私が好きだった「群像劇」であるという部分は健在なようで、今回も様々人々が様々な立場から「世界」に関わっていく姿が描かれました。その中でも「一般市民」の代表であった沙慈が、今回はしょっぱなから戦乱に巻き込まれていく姿は、現在の世界の混沌をよく表していますね。
そして、その混乱をソレスタル・ビーイング(CB)が放っておくはずが無い。新たなガンダムを携え再び世界へ「武力介入」を計るCB。その指揮を執るのは、ガチホもとい見た目は変わらないけれどもすっかり頼もしくなった感のあるティエリア! 
一方、巻き込まれ属性が強化された不幸の星・沙慈は、無関係にもかかわらず反政府主義者として強制労働送り……。しかも、その強制労働施設自体が反政府組織を誘き出す罠だったようで、バグばりに情け無用な無人殺戮兵器に追い詰められ……、それを颯爽と駆けつけて救ったのは刹那!
4年も経っている上にヘルメット越しで気付く沙慈は、結構本気で刹那の事を気にかけてたんだな、としみじみしつつも、刹那がガンダムマイスターである事を知って当然の如く恨み節をぶつけます。沙慈の憎しみを開放する事が、今回の一つの鍵となりそうですね。
一方、「力による支配」の象徴である「アロウズ」の中には、沙慈の前から姿を消したルイスが……。ガンダムを目撃した瞬間にリボンズと「繋がった」ような描写があったところを見ると、彼女はリボンズにある事ない事吹き込まれた上に改造されちゃったのでしょうか……? 沙慈と再開する日は来るのでしょうか?
さて、ボロボロのエクシアを更にスクラップにされるも、新型ガンダムで駆けつけたティエリアに救われ、ようやくCBに復帰した刹那。彼の次の任務は……死んだはずのロックオン・ストラトスそっくりの男をCBに勧誘する事だった!?
と、設定を知らない人にはオドロキの連続を残して、次回に続くのでした。いやいや、第1話からテンションが高いうえに様々な伏線をばら撒いてくれて、否応にも今後に期待せざるを得ないじゃないですか!!

その他気になった事

  • ピーリスは中佐の家に厄介になっているようですが、「あの話」というのは養女に誘われていたりするのでしょうか?
  • ラッセ生きてた!
  • 大破した上に4年間も真っ当なメンテを受けていなかったであろうエクシアの華麗なる動きにちょっと吹いたのは秘密。
  • ビリーに寄生中のチチラギさん。次回予告で刹那が迎えに行くようですが……。
  • コーラが出てこなかった事に絶望した!