たこわさ

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こんにゃくゼリー:死亡幼児は兵庫県の男児 安全性問う声

http://mainichi.jp/select/today/news/20080930k0000e040066000c.html

幼児がこんにゃくゼリーを食べて窒息死した事故で、国民生活センターは30日午前、死亡したのは兵庫県男児(1歳10カ月)と発表した。こんにゃくゼリーによる死亡は17人目で、昨年10月に業界団体が表示改善して以降、初の死亡事故。再び死者が出たことでこんにゃくゼリーの安全性を問う声が高まるのは必至。行政や業界の対応の不十分さを指摘する声も上がっている。

誰が悪いって、抜本的な対策をとらないメーカーと、危険性が世の中に十分知れ渡っているのにそれを子供に与えるDQN大人、両方が悪いに決まっている。被害者はいつだって子供なんだ。
被害者遺族はメーカーに全面的に責任を押し付けるけれども、餅を喉に詰まらせて死んだらお前は餅屋を訴えるのか? と言いたい。餅が喉に詰まりやすいのは常識なんだから、それは食べる側・食べさせる側の自己責任だろう。こんにゃくゼリーの発売中止を訴えるなんて本末転倒。目の前の危険要素から逃げ出したって、またすぐに別の危険要素に捕まるだけの話だ。
メーカーもメーカーで、死亡事故が起こってそれが世間で騒がれてしまったのならば、後付のシールでも何でも「喉に詰まりやすい」という事をアピールするべきなのに、最初の事故から数年たった今になってやっとそれらしい措置を取り始めるだなんて、怠慢もいいところだろう。こんにゃくゼリーの危険性を知った上で、それでも楽しみにしてくれている消費者に対しても失礼だとは思わないのだろうか?
どちらも揃いも揃って危機意識が欠如している。誰かに責任を擦り付けて、それで事故がなくなるとでも思っているのだろうか?
危険はどこにでもある。子供達に教えるべきは、いかにそれを回避するかという事であるし、自身でそれを実行できない幼児は、周囲の大人が守ってあげなければならないのに。

追記

痛いニュース(ノ∀`):“こんにゃくゼリーで男児死亡”受け、販売禁止要請を検討…野田聖子氏
こういう、「臭いものに蓋をする」事しか能がない政治家は更に悪い。