たこわさ

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コードギアス 反逆のルルーシュR2 第24話「ダモクレスの空」

いよいよ残り後一話……なのか?
(以下ネタバレ)
シュナイゼルの根底にあるもの、それは「執着する欲がない」という事。「勝つ事」にも「何かを得る」事にも、「自分の命」にすらも執着しない。彼が求める世界は「変化のない安定した世界」。「今日」が続く世界。
シャルル皇帝は「昨日」を、シュナイゼルは「今日」を、そしてルルーシュは「明日」を求めた。
皇位継承を巡る血みどろの争いの中育ったシャルルは、人と人の軋轢が存在する世界が許せなかった。
自らは何にも執着しないシュナイゼルは、他者にも「変化」という不確かさを捨てる事を強いろうとした。
二人は、自らの思想の実現こそが世界平和への道であると信じて疑わなかった。
しかし、皇族に生まれながら「普通の人々」の中で生きてきたルルーシュは、それが「人の上に立つものの驕り」である事を知っている。人々の「想いの力」を知っている。
その彼が、彼の最も嫌う「圧倒的な暴力で世界を手中に収める」という行為を推し進めるのは、やはり最後には自分自身を「絶対悪」とするための布石なのでしょうか?
さて、予想通り最後にルルーシュの前に立ちはだかるラスボスはナナリーとなりました。シャルル皇帝のギアスを自ら打ち破るほどの強さを得たナナリー(無茶苦茶シュナイゼルに利用されてるのは気のせいという事にしておきます)を前に、ルルーシュは一体どんな答えを出すのか?

そのほか気になった点

  • あの玉城が先週に引き続いて役に立った!?
  • カレンとジノの暴走っぷりが酷い。せめてルルーシュの真意を分かっていながらそのやり方を認めないから袂を分かった、とかそういう設定だったらなぁ……。それとも最終回で汚名返上できるのか?
  • 星刻と藤堂コンビが万全だったら、アルビオン搭乗のスザクも出し抜けそうな強さですね。星刻は病気が進行しているようだけれども、とりあえず二人とも生存出来そうです。
  • コーネリアとギルフォードが生存していた事が一番うれしいかもしれない。
  • 「ゼロに仕えよ」というギアスの汎用性の高さを考えると震えが。「ゼロ」の記号化と合わせて考えるとね。
  • 録画ネタは無理があるだろう、と思ったけどシュナイゼルのように思考が固定化された人間にこそ、あの策は通じやすいのかも。録画なのは途中から、とか好意的に考えておきます。
  • あっさり破壊された蜃気楼が(´・ω・)カワイソス
  • ディートハルトは予想通りというか何と言うか、一番惨めな死に方でした。
  • リヴァルを慰めでなく労わるミレイの心中やいかに。
  • 19秒の余地しかない分析及び値の入力をルルーシュが、0.4秒しかない発動時間をスザクが、それぞれクリアするという二人のコンビネーションは流石。
  • ニーナ、強くなった!