たこわさ

アニメやゲーム、映画・本などのレビュー・感想・情報を中心にお送りする雑多ブログ。

コードギアス 反逆のルルーシュR2 第22話「皇帝 ルルーシュ」

こうも毎回サプライズが続くと心臓に悪い。
(以下ネタバレ)
予想通りというかなんというか、悪逆皇帝を演じ続けるルルーシュ。そこまで強硬な策を続ける裏には、シュナイゼルによる恐るべき計画があるようで……。
ロイドとセシル、そして半分忘れられていたジェレミアも仲間に加わったようです。ロイドとセシルはルルーシュとスザクのやろうとしている事を知った上でのようで。なんだかんだ言ってこの二人、人が良すぎる……。気になるのは、敬愛するマリアンヌを葬られたジェレミアをどうやって従わせたのか、かw
乗馬を楽しむ一同の姿が、これから死地に赴く武士のようでちょっとグッと来ました。
一方、スザクは反旗を翻すラウンズの騎士達を一蹴し、ナイトオブワンをもその恐るべき精神力(=「生きろ」というギアスを逆手にとって「最も生存率の高い戦法を冷静に導きだす?」)で打倒。
前回、私はスザクとルルーシュの関係は目的が一致しているからこそ協力し合うドライなものなんじゃないかと推測しましたが、今回見た限りじゃあ結構馴れ合っていますね。とはいえ、ユフィのことを今更持ち出している所を見ると、元の関係に戻った訳でもないようで。
さて、民主主義という仕組みを逆手にとって、超合集国連合をも手中に収めようと画策するルルーシュ。その舞台に選んだのがアシュフォード学園というのは、相手の虚をつく以上の意味があったのかもしれません。即ち、「ルルーシュランペルージ」という存在との決別、という意味が。
親友であるリヴァルに無視を決め込み、そして恐らくは真意を語れば仲間になってくれるであろうカレンとも決別する。それらは全て、かつて自分に安らぎを与えてくれた彼らを思うが故に。
カレンとの決別のシーンは、このアニメの名シーンTOP10に入りそうなほど切ないシーンでございました。
そして、悪逆皇帝としてルルーシュが全てをつかもうとしたその矢先、遂にシュナイゼルの秘策が発動。予想通りですが、フレイヤ弾頭を満載した空中要塞とは、間違いなく悪役の最終兵器ですわな。
そしてそして最後に更なるサプライズ。何と、シュナイゼルが「皇帝に相応しい」と示した人物はナナリー! ……いや、もちろんOPでの前フリ何かで生存は匂わされていたんですが、まさかその立ち位置で再登場するとは。予告編でサヨコさんも存命っぽい描写があったので、本物なんでしょうが、完璧にシュナイゼルに篭絡されているとみて良さそうですね。
ラスボスはナナリーだった、という衝撃の引きに来週が待ち遠しくてたまりません。

そのほか気になった点

  • ニーナが微妙に成長してて泣かせるじゃないか。
  • リヴァルのナイスダチトモ振りが素敵過ぎます。
  • 目に涙を溜めるカグヤにもらい泣き。ルルーシュの真意を知らないままの方が、彼女にとっては幸せなんでしょうか……。
  • ちなみに、ナナリー生存でまた勘違いする人が出てきそうですが、先週の第一皇子の台詞は、ナナリーがフレイヤから生き残った、という意味ではないですよ?
  • ナイトオブワンもマリアンヌに心酔していたのか……。揃いも揃って趣味が悪い。というか、マリアンヌに全然信用されてなかったみたいだし、哀れ。
  • マイク入ってるのに思わず独白が漏れてしまったミレイに(´Д⊂ヽ